いろんな想いが重なるのが家族 「おおかみこどもの雨と雪」
おおかみこどもの雨と雪 みました。泣きました。花の想い、雪の想い、雨の想い、そして父の想い。ひとりの想いだけじゃなくて、いろんな想いを感じられるつくりなのはいいなと。
ひとつのテーマがないように感じるけど、こうあるべきってのが定まらないのもいいかな。母の想い、こどもそれぞれの想い。こんなに不思議で大きなテーマなんだもんな。人として生きるか否かって。
綺麗すぎる田舎の描写に驚く。サマーウォーズもそうだけど、あぁあの空気が伝わってくる映像美。特に雨、雪、吐く息、陽の光、風に揺らぐ様がもうね、たまらない。
ちゃんと花かあさんが子どもの顔からお母さんの顔になってくのがよかったな。あとだいぶ積極的だなとも思った^^; ムスメの雪もその血を受け継いでるなっても思ったりしましたね。草平いいやつでよかったね、雪。
で、そんな感想を抱いたあとに映画パンフレット読んでたら、全くどストレートに細田監督の思うツボに入ってた件。3人が主人公ともいえるとか、花の13年の内面的成長プロセス描いてるとか、風の表現と時間経過にこだわったとか…。
細田監督のインタビューは必見ですよ。
ということでまたこの夏、この映画を何回見ることになるのでしょうか、ね。
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